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Dog's Tail

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2016年 11月 12日

君が愛しい 理由はない

ジェフ、コンサドーレに1-2で負けました。
ジェフは、ハルのシュートの弾き返しを豪快に決めた也真人のゴールです。
ジェフは、勝ち点52です。

今日のフクアリは、試合前は曇っていましたが、後半が始まる頃には青空が広がり、気温もあたたかく、絶好のサッカー観戦日和でした。
試合後には、グローボの向こう側に白いお月様も見えました。

今日は、私にとって今年最後のジェフ生観戦でした。
なので、試合前からいろいろな思いがこみ上げてくる試合でした。
首位コンサのサポさんもたくさんフクアリを訪れて下さり、試合前から盛り上がる試合でした。
試合の方も、岡野くん乾くんがスタメンで、またまた楽しみな試合でした。

試合は、昇格のかかった気迫あるコンサの皆さんのプレーに手を焼きつつも拮抗した試合だったと思います。
お互いになかなかゴール前にボールを運べない中で、思いきりの良いシュートを打ったハルのシュートの弾き返しをしっかり狙っていた也真人が痛快に決めて先制!
その後も追加点を奪うチャンスを窺いますがなかなか奪えず。
コンサに追いつかれたあとも、突き放そうと必死に戦いますが、後半ロスタイムに逆転弾・・・
試合終了のホイッスルが鳴るまで全力を尽くしましたが、無念の敗戦となりました。

今日は、負けましたが、首位を相手に善戦していたと思っています。
試合後のセレモニーの長谷部さんの言葉にもありましたが、良くなった点、たくさん挙げられると思います。
也真人の先制ゴール。
コンパクトに守っていたコンサの守備陣にはあまりスペースがなかった中で、ハルのシュートの弾き返りがあることを予測したかどうかはわかりませんが、本当に良い位置にいて決めてくれたと思っています。
セレッソ戦で2ゴールしたハルも、ゴールはありませんでしたが、積極的にシュートを狙うシーンが目立ちました。
ボランチの長澤くんも守備に攻撃に大貢献でした。
来年も絶対に必要なジェフの屋台骨です。
アランダも、今日もみんなのお手本のようなボールを奪うプレーを見せてくれました。
船山もゴールは決まりませんでしたが、今日も攻守に素晴らしい運動量を見せてくれました。
エウトンも厳しいマークの中で、必死に打開しようと頑張っていたと思います。
岡野くんも乾くんも、今日も大きな成長を見せてくれました。
もう立派なスタメン選手ですね。
二人ともミスもありましたが、そこを助け合うのはお互いさまというかチームプレー、助け合いでなんとかしていきましょう。
今日も首位のコンサという、昇格のかかった気迫ある必死の目の色を変えた相手と対峙するという大きな経験を重ねました。
前半メインの目の前で岡野くんがかっこいい守備を何度も何度も見せてくれて、おばさんメロメロになりました。
乾くんは、後半メインの目の前でアグレッシブに攻撃に参加するプレーが見られて、応援する気持ちが一層盛り上がりました。
ドゥーさんも、今日はスタートからキャプテンマークを巻き、みんなをプレーで引っ張る姿に痺れました。
みんなのピンチを救うクリア、流れを断ち切るブロック、本当に感謝しています。
試合後の選手一周でお嬢さんと息子さんと一緒にピッチを一周していましたが、お子さんが本当にかわいかったです。
丹羽さんも、メインの目の前で迫力のある守備を見せてくれて、盛り上がりました。
岡本神も2失点してしまいましたが、素晴らしいキャッチングも見せてくれました。
途中から出た眞紀人くんもアドくんも北爪くんも、チャンスをつくってくれました。

今日の試合、コンサの気迫はすごかったですが、ジェフの方が心に余裕があったせいか、コンサの足元の上手さに手こずりはしたものの、パスが小気味良く繋がるシーンも、とくに後半に見られました。
あともう少しで追加点、というシーンも見られました。
シュートも、コンサの1.5倍打てました。
あの後半の攻めている時間帯に1点取れていれば・・・とたらればは言ってもしょうがないと言われればそれまでですが、2点目を取られた時間帯が時間帯だっただけに、本当に悔しい試合です。
どちらが勝ってもおかしくない試合だったというか。
この少しずつでも前にすすんでいるこのチームの旅があと1試合で終ってしまうことを、さみしく思います。
できることなら、この物語の続きがまだまだ見ていたいと思います。

試合後には、ホーム最終戦ということで、前田社長、長谷部監督、優也キャプテンから挨拶がありました。
前田社長のお話を聞くのは、個人的にはキックオフフェスタ以来となります。
とても、お話の上手な方と思っています。
前田社長のいちばんの功績は、「感動したJ」を始めたことと思っています。
チームのスローガンとして、「魅力あるクラブづくり」をひとつに掲げていますが、昇格や勝ち負け以外にクラブの魅力を見出し、共有して、磨いて、さらにストロングポイントにしていこうという姿勢は、クラブの大きな財産になると思っています。
さすがお客様サービス室に在籍された経験のある方のお仕事だな、と思っています。
今日も、挨拶を長谷部監督と優也キャプテンに譲る時に、拍手で迎えるようにと一言添えて、ブーイングなど一切起きることなく、平和に穏やかにホーム最終戦を迎えることができました。
長谷部監督の挨拶には、悔しさと無念さとジェフへの愛が滲み出ていたと思います。
チームの再建を託されて、道半ばで監督を退くのはどんなに無念なことかと思います。
長谷部さんのメッセージは、チームのどんな小さな良い変化もクラブもサポも見逃すなという警告だったと思っています。
どんな小さな変化でもいいのです。
紙を1枚1枚重ねるように。
私の尊敬するカズさんも言っています。
「たった1センチでもいい、前にすすもう」と。
試合終了数秒前の1撃で勝ち点0に終わってしまった試合を、今までクラブもサポも結果がすべて、という言葉で片付け過ぎてしまったのではないでしょうか。
今日の試合、収穫がたくさんありました。
あと、長谷部さんを褒める言説の中に関塚さんを貶めて長谷部さんを持ち上げる言説も少なからずネットでもリアルでも、見聞きします。
人にはいろいろな考えがあるかと思いますが、私は、そういう考えはあまり好きではありません。
「積み重ね」とか「積み上げ」という言葉をチームの成長や成熟度を評価する時によく使われますが、同じひとつのチームをある程度の年月見ていると、1日1日の成長は、本当に微々たるものです。
私は、植物が好きで、細々と育ているのですが、1日1日の成長は、丹念にみつめていないと気づかないものです。
長谷部さんのメッセージは、そんな気づけるか気づけないかどうかというほどの変化も一番にクラブやサポが気づかないようでは、チームが強くなることはできない、という警鐘であり、ジェフの一番強い時代へ至る過程をキャプテンとして経験した静かな熱いエールだったと、私は受け止めています。
そして、優也キャプテン。
キックオフフェスタの自己紹介から、真顔で冗談を言って盛り上げてくれた時から、大好きでした。
途中で岡本神からスタメンの座を奪われてしまって迎えたホーム最終戦。
あの場で挨拶をすることも、私たちが想像する以上に勇気のいることだったことでしょう。
そんな中でも、しっかり今年の応援への感謝を述べてくれました。
今年のこの大好きなメンバー、多くの選手が入れ替わった中で、キャプテンとしてチームを纏め上げていくことは、本当に大変なことだったと思っています。
本当に感謝しています。
キャプテンとして、みんなを引っ張ってくれて、本当にありがとうございます!

そして、場内一周。
長谷部さんは、会見があるとのことで、一周には参加されず、残念でした。
バクスタもゴール裏もメインも拍手で迎えることができて良かったです。
私は、ジェフサポのそういうあたたかいところが好きです。

そしてそして、来週は、とうとう今年のジェフの最後の試合になってしまいました。
アウェーでカマタマーレと戦います。
私は、誠に残念ながら行けません。
行かれる方は、どうか選手の皆さん、長谷部さん、コーチ陣の皆さんに最大限の愛を伝えて来ていただけたら、と思います。
今日は勝てませんでしたが、来週は、絶対勝ちましょう。
シーズンのいちばん最後の試合、行かれる方も、行かれない方も、笑顔でシーズンを終われますように!!


by inudoshi16 | 2016-11-12 20:37 | ジェフ | Trackback | Comments(0)


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