少し前に出た「サムライブルーの料理人」を読みました。
日本代表の専属シェフ西芳照さんの著書です。
日本代表の戦いが、食の面から、どのように支えられてきたかが、とてもよくわかる本です。
私は、健康マニアなので、栄養のバランスの取れた食事を、いかにおいしく食べるか、ということに、すごく興味があるので、そういう意味でも、すごくためになりましたし、すごく楽しんで読むことができました。
とくに、南アフリカW杯の毎日のメニューと出来事が日記形式で書かれている章は、夢中で読みました。
海外で衛生面に細心の注意を払ったり、選手たちの食欲を維持するために食事会場で選手たちの目の前で調理することにこだわったり、海外で食材の入手や扱いに苦心したり、日本代表の戦いは、さまざまな苦労の上に支えられているのだなあ、とあらためて感じます。